庭のお手入れ事例

貝塚イブキの剪定

10年以上剪定していないカイズカイブキの剪定です。

植えてからはや40年。広場は公園として生まれ、駐車場に変わり緑地にあまり手はかけてこず。
歴史はともかく世の中みてみるとこのくらい爆発しているカイズカイブキはたまに見ますね。
今回はそんなカイヅカイブキを剪定してきました。
高さ約4m幅3m幹周約90㎝。かなりの巨木です。
主にカイヅカイブキといえば、生垣に使用される木で県内なら呉羽の梨農園の近場以外では
どこでもある木です。
特徴としては、芽が細かい、重い、針葉樹なので切り戻しが難しい、刈込に強い。虫害が少ない。等。
ダメな特徴は雪でよく隣地や、道路側に傾く。幅が広くなりすぎて手に負えなくなってくる。
まあ、これは管理次第なんですがカイヅカイブキに対する植木屋あるあるですね。
剪定方法は基本刈込になります。面を作ってできるだけ真っすぐにそろえると美しくなります。
今回はのこぎりと剪定ばさみによる、「抜き」と「詰める」の作業で外観を整えました。
成長はそこまで早い木ではないので、これで少なくとも5年は元の状態には戻らないでしょう。