造園・庭園管理・外構工事・エクステリアなら高岡庭苑

造園・庭園管理・外構工事・エクステリアなら高岡庭苑

GALLERY 施工事例

施工事例

HOME > GALLERY 施工事例 > 施工事例

施工事例

何年も手入れがされていない庭

何年も手入れがされていない庭をきれいにしました。

何年も手入れがされてない庭を春から入居されるというこてで手入れさせていただきました。
写真を見てもらえば一目瞭然ですが、手入れ前は「もっさもさ」ですね(;´Д`)
手入れ後は庭どころか世界さえ広がったような気さえします。
まさに劇的ビフォー○フターですね。
手入れの内容は

サザンカの生垣の強剪定
高さを約50㎝落とし、側面はまだまだでているのですが、今回は揃える程度としました。
上部は実際今現在ハゲになっていますが、今から新芽がでてきます。側面を落とさなかった理由は
丸裸にするとさすがに木の勢い(樹勢)が弱まる可能性が高いからです。
来春くらいには側面も詰めたいところであります。

シラカシの強剪定
枯れ枝、折れ枝、絡み枝等、放置されたカシの木を復活させるには、まず、切り戻しと枝抜きが
大事です。外芽を残し、3年後、5年後のカシの姿を予想しながらの剪定になります。

キンモクセイ、ヒイラギモクセイの剪定
モクセイ科の植物になります。私の経験から、長い間茂っていたモクセイ科の樹木を強剪定してしまうと
樹勢が弱まることが多いです。分かりやすく言うならば、ずっと家の中にいて真っ白な肌をした人が
夏の日照りに放り出されて火傷するようなものですね。
総じてモクセイ科の樹木は肌が弱いのでやんわりふんわり手を入れてあげることが大事です。

梅の剪定
桜切るバカ梅切らぬバカという言葉がありますが、ものには程度があります。
桜も切らなきゃだめだし、梅だからと言って切りまくってよいものでもありません。
私の剪定では、梅をふわりと長めに剪定します。花が咲いたときのふわり感と
花がない時でも樹形で楽しめるようにそうしています。

つつじ類の強剪定
実はこの時期につつじ類を剪定してしまうと今季は花が咲きません。
つつじの花期は5月~6月ですが、翌年の花芽はもう盆過ぎにはついているので剪定適期は6月~7月
となります。今回は足の踏み場もないような状況でしたので、つつじ類にはちょっと小さくなってもらいました。
来年は刈り込まれた分、花もたくさん咲くことと思います。

長々と書きましたが状況に応じて剪定の方法はいろいろあるし、樹種によりけりタブーもいっぱいあります。
技術と知識と経験で、お客様の大事な庭を守っていけたら幸いです。